関西CX 第7戦 りんくう

関西シクロクロス 第7戦 りんくう
C4B 1位/47人（完走者中）

自分にとっては今回は4回目のシクロクロス。第8戦、第9戦はエントリーしていないため、今年最後のレースでしたが、優勝することができました！

結果さえ見れば最高のレースだったのですが、実は今回は8時前に会場入りする予定が、カーナビで最寄りのりんくう駅を目的地に指定して出発したところ、りんくうの出口と反対の分岐を行くようにナビされ、高速道路でちょうどりんくう駅の横を通り過ぎたときに「目的地に到着しました。ルートガイドを終了します」とナビが終了し、「おいおい、どこで降りるんだよこれ」と青ざめながら、1つ先の高速の出口まで走って一般道で引き返す羽目に。

結局、会場に着いたのは8時半頃。そこから急いでバイク組み立てて、ウェア着替えて、なんとか2周くらい試走をこなす。
前情報で平坦ながらも、ところどころテクニカルなセクションがあると聞いていたけれど、キャンバーがなかなか難しいのと、嫌なところに砂セクションやら泥セクションがあったり、砂利が浮いて滑りそうなコーナーがあったり、なかなかいやらしいコースでややテンションがダウンする。

レース前にスタートリストを確認すると、前回3位の選手が居るので、前回4位の自分は2番シード。
2番目に番号を呼ばれ最前列に行くも、左右は後ろから来た選手がサクっと取っていきボケーッと位置についた自分は最前列真ん中に。2番シードでも気を抜くといい場所を取られることを学びました。

そして、レースがスタート。

最初のアスファルト区間は左右の選手がスプリントで前に一斉に出て、さらに後ろからも突っ込んでくる選手が居たりでいきなり7位ぐらいになり、「あー、これヤバいかも」と思いながらオフロード区間に入っていく。

1周目、オフロード区間に入ってから抜けるところで抜かして序盤で4位ぐらいになる。前の選手が詰まる可能性があるので、キャンバーは左足を出して前が詰まったら、足を付きながら進み冷静に対処する。その後の区間で前の選手を抜きトップに。

中盤の緩い下りからの直角コーナーは、コーナー手前の路面の荒れたセクションがちょうど日陰になり路面の状況が分からない。
オーバースピードで突っ込むとコケるし、仮に耐えてもその先の砂利でスリップしそうなので、しっかりと減速しイン側の芝生区間を抜けるようにする。

2周目、後ろに目をやると2位の選手が徐々に近づいてくる。どうやら2位のピンク色のジャージの選手は前回3位の1番シードの選手のようだ。
差を広げないととキャンバーに突っ込んだところ、サクっと転倒する。やや心が折れ、2位の選手との差が詰まるも、応援されたので頑張る。泥区間過ぎたあとの登り返しの押しも応援されたのでもうちょっと頑張る。

シケイン手前あたりで抜かれて2位になるも、向こうがクリートに嵌めるのに手こずっているところを、逆にこちらはクリートを嵌めずに突っ込んで抜かす。

3周目、2位との差が少し開いたので、無難な走り（と言いつつ体力的には辛い）でこなす。コーナーではちょっと気を抜くとスライドするので、体力を消耗した中でも気を張ってなければ大きなミスをしかねない。

4周目、女子の選手と周回遅れの選手が多いので無理せず冷静にパスして走る。途中、周回遅れの選手に「頑張ってください！」と声をかけたら、自分がコースを間違えてコースアウトしそうになる。お前がもうちょっと頑張れ。

そしてよく分かんないガッツポーズを決めながらそのままフィニッシュ。
ということで、4回目のレースで念願の優勝＆昇格を果たしました！

レース中は意識が朦朧としていましたが、恐らく過去1番くらいの応援をいただいた気がします。ひとりひとりお礼がしたいくらいです。本当にありがとうございました！

さて、次回からは参加カテゴリーはC3となりますので、C3のみなさまよろしくお願いいたします。