6位/29人（完走者中）
数日前に軽いヒルクライムからの酸欠で気を失い電柱にぶつかり軽く首を痛め、それ以来調子も良くなく、さらに天気予報も雨でコンディション悪そうだしDNSも考えていたものの、結局4時過ぎ起きで準備して会場へ。
会場に着くと天気は予報通りの雨で、コースを見ると泥がたくさん。人生2回目のシクロクロスで泥の洗礼を受けることが確定した瞬間でした。
まぁ、こうなることはある程度予想していたので、今回は事前にシラクCX MUDにタイヤを交換してある。前後空気圧1.9くらいでゆっくり試走する。
「変なところでハンドル切ると滑るな、ライン選べばなんとか行けるな、ドロドロでも案外登れるな」みたいなことを確認しながら試走終了。下手すると怪我しかねないコンディションなので、「無理せず走り切る」を今日のテーマとすることに。
C4Bのスタートは10時半。前回スタート時間ギリギリで集合場所に行き、後ろからスタートする羽目になったので今回は早めに行くも、実は前回9位でシード権があるため最前列でスタートできることが判明。もう少しゆっくりすれば良かった。
スタートで一気に踏み込むまわりよりもワンテンポくらい遅く漕ぎ始めて集団の流れに身をまかせる。芝区間の最初で前が詰まったので早々に下り、バイクを押しながら前に行く。コースの序盤にある今回の難セクションの1つであるキャンバーは滑る選手が多かったのでそのまま押して行く。
1周目の中盤辺りで4〜5番目ぐらいの位置に付け、前を行くRaphaジャージの選手を追う。テクはさておき、登りはこちらのほうが踏めているので、今日はこの選手の後ろに付け最終的に抜くことを目標にレースを進めようと決意する。
決意した矢先に派手にズッコケるも、頑張って追いつく。
2周目、各部にまとわりついた泥のせいでペダリングが重くなり、ペダルもはまりにくくなる。Raphaジャージの選手を追いかけながら、泥区間に2箇所ある急な下りセクションも乗車してクリアする。「思い切って突っ込めば、案外滑らないものなんだな」とやや手応えを感じる。
3周目、キャンバーでコケるもバイクを支えになんとかクリアする。全身泥だらけでバイクも泥で重い。スペアバイクが必要な意味が理解できてきた。
息が上がり、全身の疲労感を感じながらも、なんとか前の選手を抜こうと喰らいつく。前を見ると周回遅れの選手が居り、Raphaジャージの選手がパスする。
自分もそれに続いてパスしようと少しラインを外側にしてパスしようとしたところ、バランスを崩しそのまま周回遅れの選手のほうに倒れ、あろうことか右手が相手のバイクの前輪に絡まる。
ありがたいことに、すぐに停車してくれたため大事には至らなかったものの、右手が痛みで力が入らなくなりバイクをうまく操れない。
この間に差は大きく開き、さらに後続の選手に追いつかれて抜かれる。
もうこれ以上順位は落とせないと、必死に漕ぎ6位でフィニッシュ。
レース後は完全に燃え尽きました。
いろいろと残念なところはあったものの、DNSを考えていたレースで前回よりも順位を上げられたので、良かったです。
ちなみにマイアミと大野ダムとでは、大野ダムのほうが自分にあっているコースな気がしました。泥が得意というわけではなく、たぶん自分は登りのあるコースのほうが勝てる要素がある気がします。
次回とマキノは不参加なのでちょっと間が空いてしまいますが、その間に練習しておきます。
bikintvの今回のレースのDVDのトレーラー、初っ端何故か自分（死にかけ）がセンターで驚きました ……
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